TEAM BEYONDのメンバーとして登録されました アスリートにエールを!

株式会社thinkingtimeは2022年10月4日、東京都が推進するTEAM BEYONDのメンバーとして登録されました。

目次

TEAM BEYONDとは?

TEAM BEYOND 公式PR動画 Be The HERO

TEAM BEYONDとはパラスポーツ(障がい者スポーツ)を応援する人を増やす東京都のプロジェクト。

アスリートも、観る人も、支える人も、みんなが一つのチームとなってパラスポーツを盛り上げいこうと活動を展開しています。

TEAM BEYONDは、パラスポーツを通じて、みんなが個性を発揮できる未来を目指すTOKYO発のチームです。アスリートだけでなく、スポーツをする人、観る人、支える人、さらには、企業・団体など、あらゆるジャンルを超えて、メンバーが集まり、一つのチームとなって活動を展開していきます。

TEAM BEYOND

2020東京オリンピック・パラリンピックの開催を目指して2016年からスタートしましたが、現在もプロジェクトは継続し、パラスポーツを盛り上げています。

TEAM BEYONDのメンバーとして登録されました

株式会社thinkingtimeは2022年10月4日、東京都が推進するTEAM BEYONDのメンバーとして登録されました。

thinkingtimeはSDGsの取り組みに力を入れています。このTEAM BEYONDプロジェクトも多様性を大切するSDGsの理念に共通します。

弊社は小さな会社ですので、より大きな主体が実施しているプロジェクトに積極的に参加することでSDGsの目標達成に貢献していくことを重視しています。

ここからはTEAM BEYONDメンバーとして、パラスポーツについてご紹介します。

車いすテニス界の絶対王者、国枝慎吾

日本が世界に誇るパラアスリートに、車いすテニスプレイヤー国枝慎吾選手がいます。

2004年アテネ大会から5大会連続でパラリンピックに出場、車いすテニス界のトップ中のトッププレイヤーとして世界をリードしています。

ロジャー・フェデラー「日本にはクニエダがいるじゃないか」

有名な”大迫、半端ない”と同じように、国枝選手にもついて回る名文句があります。

「日本にはクニエダがいるじゃないか」

4大大会20勝、テニス界のレジェンド、ロジャー・フェデラー選手が2007年に発したコメントです。

日本人記者からの「なぜ日本のテニス界から世界的な選手が出ないと思いますか?」という質問に対して、フェデラー選手がそう答えました。

国枝選手の偉大さを示すエピソードとなりました。

パラリンピック金メダル3回、グランドスラム シングルス32勝

国枝選手の戦績は圧倒的なもので、フェデラーの発言があった2007年以降にもなお勢いを増していきます。

パラリンピック

2021年 東京シングルス金メダル
2016年 リオデジャネイロダブルス銅メダル
2012年 ロンドンシングルス金メダル
2008年 北京シングルス金メダル、ダブルス銅メダル
2004年 アテネダブルス銅メダル

グランドスラムタイトル

全豪オープン優勝11回(2007, 2008, 2009, 2010, 2011, 2013, 2014, 2015, 2018, 2020, 2022)
全仏オープン優勝6回(2009, 2010, 2014, 2015, 2018, 2022)
ウィンブルドン選手権優勝1回(2022)
全米オープン優勝7回(2009, 2010, 2011, 2014, 2015, 2020, 2021)
USウィールチェア優勝2回(2006, 2007)
ジャパンオープン優勝3回(2006, 2007, 2008)
ブリティッシュオープン優勝2回(2007, 2008)
年間グランドスラム達成5回 (2007, 2009, 2010, 2014, 2015)

金メダル3回、銅メダル3回、年間グランドスラムは5回達成。驚異的です。

全てのスポーツを通じ、ここまでの成績を上げているアスリートは数えるほどしかいません。

なお、国枝選手の活躍に合わせるように、テニスのメジャーな大会で車いすテニスが行われるようになったため、2015年まではグランドスラムの概念が健常者テニスとは異なっています。

2016年からウィンブルドン選手権で車いすテニスシングルスが競われるようになったことで、健常者テニスと同じ4大大会の制覇を年間グランドスラムと言うようになりました。

2022年、国枝選手は全豪、全仏、ウィンブルドンで優勝。全米オープンではおしくも準優勝となりましたが、前人未到の4大大会グランドスラムにあと一歩というところまで近づきました。

2016リオパラリンピックでメダルを逃したあと肘の怪我で長期離脱も経験し、限界説もささやかれた大ベテランは39歳の今、またキャリアの絶頂期にいます。

トライアスロンまで!? パラスポーツは限界を超えていく

パラスポーツは車いすテニスだけではありません。代表的なものがTEAM BEYONDのサイトで紹介されています

アーチェリーアンプティサッカー
車いすラグビー車いすバスケットボール
車いすフェンシングゴールボール
5人制サッカーCPサッカー
(脳性麻痺者7人制サッカー)
シッティングバレーボール自転車競技
柔道ソーシャルフットボール
卓球デフサッカー
(ろう者サッカー)
テコンドートライアスロン
馬術バドミントン
パラ射撃パラ水泳
パワーリフティングボート
ボッチャ陸上競技

「え、そんな競技まであるの!?」と思わず驚いてしまうようなものも。

アスリートが抱える障がいは程度の差があるため、クラス別に分けたりサポートを受けたりして、条件を揃えた上で競われます。

2021年に開催された東京パラリンピックでは日本人アスリートが活躍する姿が胸を打ちました。

また、パラスポーツの普及啓発はSDGsにも深く関連しています。

SDGs 持続可能な開発目標

SDGs(Sustainable Development Goals)とは、「持続可能な開発目標」という意味。2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。

かんたんに言うと、これからもずっと人間が暮らし続けられるように地球を守ろうというのがSDGsの取り組みです。

貧困や紛争、気候変動、感染症といったこれまでになかった数多くの困難に人類は直面しています。この難局を乗り越えるために、具体的な目標としてSDGsが定められました。

パラスポーツの普及啓発もSDGsに深く関連します。

SDGsの目標3、すべての人に健康と福祉をのアイコン
SDGsの目標5、ジェンダー平等を実現しようのアイコン
SDGsの目標10、人や国の不平等をなくそうのアイコン

thinkingtimeの取り組み SDGs

thinkingtimeではテレワークを原則としています。

通勤を不要とし自宅からの勤務を可能とすることで、多様な人材が活躍できる機会作りをしています。

取り組みのまとめはこちらのページからご覧いただけます。

thinkingtimeの取り組み TEAM BEYOND

thinkingtimeでは、YouTubeのパラリンピック公式チャンネルで配信されている動画を視聴する機会を設けました。

世界各国のアスリートが見せる表情には圧倒されるものがあります。

国枝選手はNHK「プロフェッショナル〜仕事の流儀」に出演した際に、「パラリンピックが盛り上げようという対象になっていることが悔しい。自分達のプレーで観客を熱狂させたいんだ」という趣旨のコメントをしています。

パラスポーツが健常者にとってまだ縁遠いものであることは否定できません。「障がいがあるのにすごい!」といった文脈で語られることもあるかもしれません。

違いを認め、多様性を認めたうえで、皆が同じステージに立つことが重要です。

「クニエダがいるじゃないか」と言ったフェデラーのように、ごく自然な気持ちで誰もがパラスポーツ、障がいのことを語れるような社会を目指して世界は進まなければなりません。

多様性を認め一人ひとりが自分らしさを発揮できる社会の実現に向け、弊社も小さなことから始めていきます。

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