株式会社thinkingtimeは2022年9月、日産自動車が展開する「おもいやりライト運動」の賛同パートナーになりました。
おもいやりライト運動とは?
おもいやりライト運動とは、自動車ライトの早めの点灯を呼びかける運動です。
日産自動車が2010年から取り組んでいるハローセーフティキャンペーンの一環として展開されています。
交通事故が一番多い時間帯は、夕方の16時~18時と言われています。夕焼けで美しく輝く時間帯は、ドライバーにとって歩行者が見えづらく、歩行者にとってクルマの接近に気づけない、そんな時間帯なのです。
「おもいやりライト運動」は、この夕暮れ時のヘッドライト早期点灯をドライバーに呼びかけて交通事故を削減する運動です。
光のコミュニケーションでドライバーと歩行者同士が心を交わすことで夕暮れ時をもっとステキにしませんか?
引用元-おもいやりライト運動とは?
夕暮れ時の事故を防ぐために
1日のうちで交通事故が起こりやすい時間帯は夕暮れ時。
警察庁の調べによると平成29年から令和3年までの5年間では、17時から19時の時間帯が多くなっています。
運転手にとっても1日の疲れが溜まる時間帯です。早く帰宅してゆっくりしたいと気が緩みがちになるかもしれません。
ヘッドライトの効果は絶大
日産自動車の調査によると、人の視線の行きやすさを解析したところ、無灯火の車だと0%だったのに対し、ヘッドライトを点灯すると98%まで上昇しました。
ヘッドライトの効果は絶大だということがわかります。
見られるために点灯
ヘッドライトを点けるのは、見るためだけではなく見られるため。
車の存在を他者に知ってもらうためという大きな目的があります。
運転者が思っている以上に、歩行者は車の動きに注意が向いていません。
またお店の看板や照明が明るくなってしまうと、余計に無点灯の暗い車に気がつきにくくなってしまうことも考えられます。
車を意識させるためにヘッドライト点灯はとても効果的です。
2020年4月からオートライトが義務化
2020年4月から新規で販売された乗用車には「オートライト機能」の搭載が義務化されました。
新しい保安基準も定められ、一定の暗さになると強制的に点灯し、ドライバーが手動で消灯できなくなっています。
新しい保安基準適合のオートライト機能
- 一定の暗さになると強制的に点灯
- 手動での消灯が不可
人間の判断にまかせるとヘッドライト点灯は遅すぎる
道路交通法では日没時のヘッドライト点灯が義務付けられています。
オートライト機能の車が今ほど普及していない2014年、JAFが実施した調査で無視できないデータがでています。
調査によると、日没時のヘッドライト点灯率はわずか22.8%。
オートライト機能が今ほど普及していない時期なので、ほとんどの場合でオンオフの判断は運転手によるもの。
つまり、人間の判断にまかせるとヘッドライトの点灯が遅くなる傾向があるということがわかります。
「オートライトを切る」のがいちばん危険!
今はオートライト機能がついた車に乗っている人も増えました。
注意が必要なのは、まだそこまで暗くないからといってオートライト機能をオフにしないことです。
暗くなるのはあっという間。ライトを消したことを忘れてしまった経験をもつドライバーも少なくないのでは。
ヘッドライトが点いた明るい車が走る中では、暗いままの自分の車に歩行者が気づかない可能性が格段に上がってしまいます。
オートライト機能はオンのままにしておくことが大切です。
おもいやりライト運動賛同パートナーになりました
株式会社thinkingtimeは2022年9月、日産自動車が展開する「おもいやりライト運動」の賛同パートナーになりました。
運動の目指すところは、SDGsにも深く関わってきます。
SDGs 持続可能な開発目標
SDGs(Sustainable Development Goals)とは、「持続可能な開発目標」という意味。2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
かんたんに言うと、これからもずっと人間が暮らし続けられるように地球を守ろうという取り組み。
貧困や紛争、気候変動、感染症といったこれまでになかった数多くの困難に人類は直面しています。この難局を乗り越えるために、具体的な目標として定められました。
SDGsの「ゴール3 すべての人に健康と福祉を」には、2020年までに交通事故による死亡や怪我を半分にまで減らす」というターゲットが設定されています。
2020年までに目標が達成できなかったため、継続しての取り組みが必要です。
おもいやりライト運動は、SDGsの具体的なアクションとなります。
thinkingtimeのSDGs おもいやりライトな取り組み
thinkingtimeが行なっている SDGsの取り組みに関して、一部をご紹介します。
- 地域の登校時見守り運動に参加
- 運動の習慣化と30分ごとのストレッチ運動
- そのほか
取り組みのまとめはこちらのページからご覧いただけます。
すこしの思いやりで守れる命
夕方の早めのライト点灯で、交通事故が防げます。
周囲から見られるために、自動車のオートライト機能はオンのままに。
そして自分の感覚でオフにしないようにしてみてください。