株式会社thinkingtimeは2022年9月14日、公益社団法人国土緑化推進機構のフォレストサポーターズに登録されました。

フォレストサポーターズとは?
フォレストサポーターズとは、日本の森林を守り、森づくりの循環をよみがえらせるためのプロジェクトです。
公社)国土緑化推進機構が展開する美しい森林づくり推進国民運動の一環として展開されています。
「フォレスト・サポーターズ」は、林業にたずさわる人や山村に住む人だけでなく、都市に住む人々や企業等にも参加を呼びかけ、森のためにできるアクションをおこし、みんなが手を取り合って元気な森のチカラを取りもどすことを目指しています。
フォレスト・サポーターズ公式サイト
国土の7割が森林 日本は森の国
日本は、実は国土の7割が森林。世界でも有数の森の国です。
木造の家に暮らし、木で作った箸を使って食事をする。日本の歴史は豊かな森と共にありました。
ところがその森林がどんどん元気を失っています。
そのうち4割は人がつくった人工林
日本の森林面積は約2,505万haですが、実はそのうちの約4割にあたる約1,020万haが人工林。
つまり人が植え、人の手で育てられてきた木々です。

街から比較的近くにある森林は、その大部分は人工林ということになります。
「大自然だ!」と思って眺めていたあの緑は、実際は人が木材として利用するために計画的に育ててきたものである場合がほとんどなわけです。
そして人工林は杉とヒノキがその7割を占めています。木材として使い勝手がよく成長が早くて環境適用力の高い品種として、重宝されてきたためです。
人間が利用するために育て、収穫し、上手に使って、また植える。
日本の森林はずっとその循環の中で、人々の暮らしに役立てられてきました。
ところが近年、そのサイクルがうまく回らなくなっています。
回らなくなった森づくりの循環

その背景には海外の輸入材の激増があります。
コストが高くなりがちな国産材に比べ、輸入材は圧倒的にコストを低く抑えることができます。
国産材は使われる機会が減り、せっかく育てた人工林は伐採されることなくどんどん太く大きく育ち過ぎてしまうようになってしまいました。
人工林は人の手で伐採されることを前提に植えられています。
その場には本来存在しないはずのスギやヒノキの人工林は育ち過ぎてしまうと、かえって環境に悪影響を及ぼしてしまうのです。
日本の林業は「儲からない産業」となり経営は悪化する一方、そして山間部の過疎化がその流れに拍車をかけます。結果としてこれまで人の手によって大事にされてきた森の循環が途切れる事態に至りました。
そうした現状を受け、少しでも日本の国産材を使う人を増やそうと生まれたのが、フォレストサポーターズです。
フォレストサポーターズのメンバーとして登録されました
株式会社thinkingtimeは2022年9月14日、公益社団法人国土緑化推進機構のフォレストサポーターズに登録されました。
多くの著名人もフォレストサポーターズに名を連ねています。
阿川佐和子(文筆家) | 坂本龍一(音楽家) |
C.W.ニコル(作家) | 武田双雲(書道家) |
竹下景子(俳優) | 野口健(アルピニスト) |
平成ノブシコブシ(芸人) | ガチャピン・ムック |
元気な森づくりのために私たちができることとして、4つのアクションが紹介されています。

- 森にふれよう
- 木をつかおう
- 森をささえよう
- 森と暮らそう
何も特別なことをする必要はありません。
休みの日に山へハイキングに出かけるだけでも、1.森にふれようの立派なアクションです。
フォレストサポーターズの目指すところは、SDGsにも深く関わってきます。
SDGs 持続可能な開発目標
SDGs(Sustainable Development Goals)とは、「持続可能な開発目標」という意味。2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
かんたんに言うと、これからもずっと人間が暮らし続けられるように地球を守ろうという取り組み。
貧困や紛争、気候変動、感染症といったこれまでになかった数多くの困難に人類は直面しています。この難局を乗り越えるために、具体的な目標として定められました。
フォレストサポーターズを通じて、森林を守り支える活動はSDGsのゴール15「陸の豊かさも守ろう」の具体的なアクションとなります。

thinkingtimeのSDGs 森林に親しみ、支える
thinkingtimeが行なっている森林を支えるSDGsの取り組みに関して、一部をご紹介します。
- 資料の電子化により紙の使用量を削減
- 事務用品の一部に国産材製品を導入
取り組みのまとめはこちらのページからご覧いただけます。
森を守り、地球を守る
弊社の代表はキャンプを趣味にしています。
山間のキャンプ場で、野山の木々や緑に囲まれるとなんとも言えない安らぎを感じることができます。
キャンプ場まで行かなくても、身近な森や林は意外と見つかるものです。
時にはPCやスマートフォンから離れ、緑の中でリフレッシュしてみてください。